省エネ住宅とは空気の移動を抑える事です

各家庭で省エネルギー化を進めていくのに最も重要な要素は、冷暖房のエネルギーを少なくする事が最優先ですが、住宅そのものを省エネ住宅に変える事で更に大きな効果を得られます。機器の使い方や省エネ効果が高い機器を選ぶ事と並んで、建物自体を省エネ住宅にする事でより大きな変化が見られるでしょう。省エネ住宅とは、夏場だと外の暖かい熱を室内に侵入させない事と、冬場は暖まった室内の空気を外に逃さない事が重要です。これを基にすると、少ない冷暖房エネルギーで快適に暮らす事が可能です。

これを守る為に重要なのが夏に熱を侵入させない日射遮蔽と冬に熱を逃さない断熱でしょう。部屋内の暖かい空気が外部に逃げずに、常にほぼ同じ温度を保っている事と気密性に優れた室内で外からの空気が入らずに涼しい家であります。一日中太陽が通らない北側のお風呂やトイレも結露しない上に寒くない家と小型エアコンでも効率良く室内を冷やしてくれるのが、省エネ住宅とは何かを考えた時の答えです。省エネ住宅とは、主に3つの柱から成り立っています。

断熱、日射遮蔽と気密性です。これのどれか1つが欠けても省エネ住宅とは言えません。断熱は、壁や床を通して建物内外の熱の移動を少なくする方法です。温度は高い方から低い方へ移動するので、冷房をつけていると外からの空気が室内に入り込み暖房をつけると室内の空気が外に出てしまいます。

それを防ぐ事で快適な日常が過ごせます。空気移動を減らすのが重要です。

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