注文住宅を建てるとなると、それなりにまとまったお金が必要になるため、出来る限りコストダウンを図りたいと考える人が多いものです。注文住宅は自分たちの理想通りに自由に考えることができるため、その理想を全て詰め込みたいと思う人もいるかもしれませんが、それではどんどん費用がかさみます。出来る限りの節約が出来るように、注文住宅における節約ポイントについてしっかりと把握しておくことが大切です。注文住宅の節約ポイントとしては、出来る限り間仕切りを少なくし、部屋の数を減らすことがまず第一に挙げられます。

壁やドアの材料にかかる費用の節約につながるのです。間仕切りのないリビングダイニング空間は、特に幼い子供がいる家庭にとっては人気の間取りの1つとなっています。子供部屋をつなぎ1つの部屋にすることも可能ですが、将来的に間仕切り壁を設置するとなると、費用が生じることも考えておく必要があります。そして建物の形を四角に近いシンプルな形にすることも大切です。

費用を抑えたいのであれば、住宅の形はシンプルな箱型を意識します。出来る限り凹凸の少ない方が、壁の表面積を減らすことができ、工事の手間、材料費も減らすことが可能です。光熱費に関してもシンプルな形の方がコストダウンを図ることができ、アフターメンテナンスにおいても非常に効果的です。そして和室の仕上げをシンプルにすることも1つの手段といえます。

客間や寝室にも使うことができるので、和室は非常に便利な空間です。とは言え本格的な和室を作るとなると、洋室に比べると費用がかさんでしまいます。雰囲気を残したままシンプルな仕上げに置き換える、洋室の中に畳のコーナーを設けることなどにより、コストダウンを図ることができます。