環境に優しい家づくりなら省エネ住宅とは何か知るべし

これから新築一戸建てを検討している方の中には、環境に優しい家づくりを重視するケースもあるのではないでしょうか。そんなニーズにピッタリなのが、省エネ住宅です。省エネ住宅とはその名称の通り、エネルギーの省力化に優れた住まいを指し、エコ住宅とも呼ばれています。具体的な条件としては、断熱性と気密性そして日射遮蔽という3要素を一定以上の基準で満たした上で、エネルギー消費を抑えられるように工夫された、独自の設計が求められます。

ただし一口に省エネ住宅とはいっても、実際にはそのタイプは多種多様。例えばZEH住宅と呼ばれるタイプでは、高断熱や高気密でエネルギー消費を抑制すると同時に、独自の高性能な設備で新たにエネルギーを創造することで、結果的に年間のエネルギー消費量をゼロにします。また次世代ZEH+住宅になると、さらに高性能な設備で細かい条件が加わり、蓄電システムをはじめV2H充電設備や燃料電池、あるいは太陽熱利用温水システムや太陽光発電システム(10kw以上)のうち、1つを導入した住まいを指すことになります。さらにハイレベルな省エネ住宅には、次世代HEMSと呼ばれるタイプもあります。

これは次世代ZEH+住宅の条件に加え、AIやIoT技術などによる最適制御システムを導入した、太陽光発電エネルギーの自家消費を目的とした住まいを指します。このように一口に省エネ住宅とはいっても様々なタイプがあるため、まずは自分たちのニーズや条件を整理した上で、最適なタイプを見極める必要があります。

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