省エネ住宅とは、その名のとおりエネルギー消費を抑えられる住まいです。具体的な方法は多岐にわたりますが、共通するのは設備や機器のエネルギー効率がとても高いことです。たとえば、エアコンであれば、これまで1度下げるのにかかっていた電力で、5度より下げられるタイプも見受けられます。主流の省エネ住宅とは湯沸かしに関しても工夫している家です。

具体的にはエコキュートが採用されています。夜間電力を使って沸騰させ、それを日中でも使用することが大きな特徴です。一般的な電力よりもはるかにコストカットできます。ただし、設備の初期投資に費用がかかりやすく、ランニングコストの節約で回収しなければなりません。

その他の特徴として、蓄電池を備えていることも挙げられます。夜間電力を蓄えておくことで、さまざまな用途に使うことが目的です。日中の家事などに使われることも多く、EVの動力源として利用されることも珍しくありません。省エネだけでなく、エネルギーの創出を行うケースが多いです。

それを蓄えるためにも、蓄電池は欠かせない存在となっています。このように省エネ住宅とは多様な仕組みがある住宅で、どれもエネルギーの無駄をなくすために用いられています。性能には差がありますが、どれも一般的な住宅よりは持続可能な社会への適合度が高いです。今後はさらに改良が加えられ、エネルギー効率も上がっていくのは間違いありません。

まさに次世代の住まいにふさわしい存在というわけです。